【Warp】次世代ターミナルWarpのインストール方法
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- Howto
Warpって?
「Warp」とはRust言語で開発された高機能で高速なターミナルです。
開発者が「The terminal for the 21st century」と謳っているように、エンジニアの生産性を上げるため、ターミナルを一から再設計したそうです。
warpの主な特徴について、公式ページよりざっくり下記に挙げています。
- コマンドをブロック単位での管理
- A.I Command Search
- 豊富なコマンドパレット
- Workflow
- リッチなコマンド履歴の参照・検索
- 自動パーマリンクの作成(実行結果をWebで共有)
- Hotkey
インストール方法
現在はMacOSのみ対応、今後Windows/Linux環境でも対応する予定だそうです。
また、使用する際にはアカウント登録が必要となります。
インストーラーを使う場合
こちらからdmgファイルをダウンロード。
Homebrewを使う場合
下記のコマンドをターミナルで実行
brew install --cask warp
メモ:
--cask
オプションはhomebrewの標準オプションでGUIアプリをbrewインストールする際に使うみたい。
オプションになる前まではbrew cask
のようにcaskコマンドとして存在していた。
現在のhomebrewではアップデートでオプション不要となり、通常のbrew install
でGUIアプリのインストールが可能。
基本設定と使い方
基本的には通常のターミナルと同じように使えます。
iTermのように画面分割もできます。(⌘ + Dで縦split、⌘ + shift + Dで横split)
コマンドパレット(⌘ + P)は必要なショートカットを探す時に使えます。
コマンドの入力はウィンドウの下部に固定、結果は下から上に向かって出力されていきます。
またマウスポインターで出力結果をブロック選択することができ、コピーや共有リンクの作成などが可能。
Warpの目的
Warpは何を目的としているのか、今までのターミナルとどのように違うのか。
公式ページよりWarp CEOのZach Lloyd氏の記事の一部を簡単に要約しました。
コードエディターとターミナルは開発者にとってどちらも欠かせないアプリケーションです。
しかし、過去40年間改善され続けてきたのはエディターだけであり、ターミナルに大きな変化は見られませんでした。
私たちは二つの大きな課題を解決します。1.ターミナルの使いづらさ
2.チーム利用のための機能がないWarpは、入力と出力を簡単にし、ほとんどの設定の必要性を無くしました。
よく使うツールのコマンドを提案したり、開発者の時間を節約する組み込みのワークフローを提供することで、コマンド入力を迅速かつ楽しくします。
また、「コラボレーション」機能によりチームメンバー間での知識の共有を容易にし、生産性をより強固なものにします。
DylanがFigmaで示したように。(Dylan:FigmaのCEO)
まとめると、、、
エディターの進化は目まぐるしいのにターミナルって全然変わってなくね?
じゃあ微妙なところ改善してモダンなアプリを作ろう!
ついでにFigmaみたいにチーム開発で便利な機能もつけよう!
みたいな感じ?
あとがき
今後もアップデートが期待されるWarp。
まだまだ始まったばかりのプロジェクトなので、今後のアップデートに期待しましょう。
参考サイト
- Terminal
- Howto
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